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1.プロの磨き  連載でお届けします。

2.GKコート施工 エルムオリジナルコーティングGKコート施工手順

プロの磨き

この世の中で生きていく上で必要な多くの造形物は卓越した「磨き」により完成されます。
素材の持つ美しさは光の反射により目で見る事が可能になります。
「プロの磨き」には、「光の反射率を限りなく100%に近づける」使命があります。
磨く事で光沢が出る事は皆さんよくご存じの事ですが、磨く人によってその出来映えは結構違いがあります。
磨きの作業を効率よく進める為の「極意?」などを思いつくまま書き留めて見ます。
読んでみて「こんな事は当たりまえ」と思われる方はお客様に信頼されるいい仕事をしている「プロ中のプロ」と言われる方だと思います。
然しながら商売としては今一つ「儲けが少ない」と言う悩みもお持ちの方も多いのでは・・(実は私もそうですから)・・大切なお車をお客様からお預かりするのですから失敗は許されません。
時間をかければ誰にでも出来る事かも知れませんが、限られた時間で確かな仕事を成し遂げるのは大変な事です。これが出来てこそ本当のプロなのです。
このページを見て頂く多くの方は現役のプロですから在り来たりな事は省略させて頂き、一歩踏み込んだ時点でプロの磨きに必要な事を書き留めてみます。

■ 照 明

繊細な作業ほどしっかり見えなければいい仕事は出来ません。
薄暗い蛍光灯の下で車を磨いているのをよく見かけますが、相当に視力が良くても塗装面の小傷や荒れ具合をかなり見逃しているはずです。
先ず塗装面を鏡面状に磨き上げるには塗装面のキズや凹凸面を平滑な面にする事が必要です。ポリッシャーで研磨する時、バフがキズをしっかり捕らえなければキズは消えません。
そこでキズがよく見える照明が必要になります。水銀灯などの特別な装備は無くても丸い光源で有れば裸電球でも結構です。お奨めは100Wのレフ球です。
車の前から後までの数カ所を斜め上から照らす位置に片側3~4個設置するだけで、磨きの精度がかなり良くなります。これは照明が無いと見えていなかったキズが見える様になった分キズを取ったからです。
側面を照らす照明ももちろん必要です。側面は下方から照らし塗装面に反射させて目に届く位置に有れば良いので作業灯の様な移動出来る物で充分です。
見えると言う事は光の反射によって目に届くと言う事ですから、照明無しでの作業は太陽の下以外ではあり得ない事です。その照明の効果が磨きの精度を高める原点なのです。

■ポリッシャー

最近はポリッシャーも色々な物が有るようですがやはり磨きにはシングルポリッシャーが一番だと思います。
回転が制御できて有る程度重みが有り、長時間のハードな作業に耐えるマシーンで有る事が条件です。
ダブルアクションで磨きをやっている人がいますが鏡面加工にはほど遠い単なる汚れ落としにすぎないのではと思います。
キズを平滑にするには研磨剤(コンパウンド)で削るだけではなく、周りのクリアーを寄せてキズを埋める技もプロなら自然に会得する物です。
ポリッシャー、バフ、研磨剤の絶妙なマッチングが美しく気品あふれる光沢を生み出します。
口で言うのは簡単でも実際にポリッシャーを意のままに操るのは相当な経験と思考力が必要です。こればかりは正に「習うより慣れろ」としか言えない職人技です。
ポリッシャーの回転数によって研磨剤の切れが変わります。荒れが多い塗面の場合は回転を低めの800~1000rpm位にして研磨剤の乾きを遅らせると研削力が持続します。
この様なかなりハードな磨きの場合はウールバフ使用で研磨剤はバフ側に付けた方が研削力が強くなります。磨きの作業でやってはいけない事の一つにバフキズが有りますが、これを防ぐのはこまめにバフをクリーニングする事で回避できます。もう一つ誰もが経験するオーロラの様に揺らぐ光の反射。これは磨き面にムラがある訳で磨きが中途半端で終わっているからです。
しっかり研磨剤がパウダー化した後バフをクリーニングしてカラ掛けで全体を均一に整えるとオーロラは消えます。確認には少し離れた(1m以上)所から照明のライトを上下左右に振って照らして揺らぎがない事を確認します。

■コーティングの手順 

一般的なコーティングで必要な事を実際の流れに沿って紹介致します。

(1)車両受け取り時の点検(受け入れ検査票などを用意してチェック・メモを必ず記録)
・傷、凹みなどの点検・・受取時に依頼者立会で行う。細部の点検は出来ない事が多いので、先ず依頼者に直接異常の有無を先ず聞く。(お気づきのキズ等は有りませんか?の様に)
出来れば作業灯などを使い入念に点検する事。特に新車の場合は依頼者も気づいていないキズが結構有り、場合によってはトラブルになる事が有るので要注意です。もし立会人が居ない時に異常に気づいた時は写真を撮って、出来ればその時点で依頼者に連絡する事も必要です。
・鉄粉・塗料などの付着物の有無の確認。
・車内の貴重品等の確認、車両のキー以外の鍵類が有るときは依頼者に必要の有無を聞く。
・スペアタイヤーやルーフキャリアー等に鍵が付いている場合は必ずキーを預かる。
・車検証の有無の確認。

(2)洗車
 ・洗車前にドアガラス等が確実に閉じているか確認する。
 ・洗車は通常上部から下部へと洗う。
 ・1度洗い終わった時点で鉄粉等の付着物があるときは、トラップ粘土等で処理する。
 ・水垢が多い場合は水垢を分解出来る洗剤又は研磨剤(極細程度の物)でモール際等の狭い
  部分は、手作業で落としてお く。
 ・洗車後の水はよくふき取る。(エアーガン・ブロアー等があれば能率的)

(3)マスキング
 ・作業に支障が有る車両の部品で簡単に取り外しが出来る物は取り外す。
 ・ゴム枠などのバフが当たる部分には必要に応じてマスキングをする。
 ・エンボス状(凸凹)のプラスチック部品(バンパー・モール等)は必ずマスキングする。
 ・研磨剤のカスが貯まりそうな部分(ドアガラスの下部のゴム・モールなど)も塞いでおく。

(4)研磨作業
 ■塗装面の状態により研磨作業の工程が決まります。
 ・納車直後の新車のようにほとんど無傷の場合は超微粒子研磨剤とウレタン(スポンジ)バフで
  処理出来る物が多い。ポリッシャーの回転数は600/rpm~1,500/rpm。
 ・傷、ウオータースポット(酸性雨のシミやクレーター)がある場合は極細研磨剤・ウールバフから
  始めるのが普通ですが、症状がかなり悪い状態で有れば細目研磨剤からの作業になる場合
  があります。

 ■研磨作業の材料・作業必需品

 ・ポリッシャー:回転制御出来るシングルポリッシャー(600~2,000rpm)
  ダブルアクションポリッシャー(コーティング剤塗り込み用)
 ・拭き取りクロス(洗車用、仕上げ拭き用:ミクロクロス等の極細繊維のもの)
 ・研磨剤(コンパウンド):研磨粒子が1μ~12μの間で5種類程に分かれる。
  イリオス製品の例;ホワイト(W)アップ=10~12μ (細目)
                 ホワイトアップ= 5~6μ (極細)
              ホワイトアルミナGG=2~3μ (超微粒子)
               ホワイトアンダー=1~2μ (極超微粒子)

 ・バフ :ウールバフ・ ウレタンバフ・バフクリーナー
 ・アルコール(エタノール):研磨後の脱脂
 ・シリコンオフ:脱脂、油汚れ、タールピッチ除去
 ・トラップ粘土:鉄粉、塗料ミスト等の除去
 ・マスキングテープ:ゴム部品の養生 18mmの他5mm、30mm
 ・洗車用品:タワシ・ブラシ、歯ブラシ、プラへら、スポンジ
 ・洗剤:洗車用、ガラス磨き用など用途に合った洗剤が必要。
 ・電源コード、作業灯(作業用照明灯:白熱レフ球、300W~500Wハロゲン作業灯)

(5)脱脂作業
 ・研磨作業後の塗面の油脂分や研磨粕を取り除く作業です。
  従来はシリコンオフが使われていますが研磨剤は水溶性の物が多くアルコール(エタノール)で充分に
  脱脂が出来作業性も良い。
(6)ポリマー剤によるコーティング作業
 ・コーティング用のポリマー剤は大きく分けてフッ素系と珪素系(ガラス系)が有ります。
  珪素系にも無機珪素のポリシラザン系と有機珪素のポリシラン(シリコーン)系が有ります。
  それぞれに長所短所が有り、施工者に取っては悩みの尽きない事の一つだと思います。
  コーティング剤の善し悪しで効果や光沢の寿命が左右されるものです。
  先ず施工初期のクレームが少ない事が長期安定した効果を持つ事につながります。
  実際に使って見ないと解らない事ですが、初期に出るクレームで一番多いのが雨のシミ等の水による
  ものです。これは主に撥水面で出来る水玉や残留水滴と太陽熱の影響でコーティング膜が溶けたり
  珪素系のものでは硬化するための化学反応(加水分解など)が水滴の部分で強く起こる事で発生します。
  コーティング剤を選ぶ時点で先ずこの初期のトラブルをどの様に回避するかを確かめて購入する事が
  失敗しないコーティング剤選びには必要です。

(7)最終仕上げ
 ・コーティング剤は塗布して手ぶきで処理する方法とバフで加熱処理する方法、水で洗い流す物等色々です。
 ・通常赤外線乾燥機で加熱すると耐久性が向上しますが、ガラス系の場合は塗料分子の隙間に浸透密着
  してから硬化すると考えられるので早い時期に赤外線を照射すると浸透密着が充分でないまま硬化する
  事も懸念されます。
 ・最後に拭き残しが無いように充分に手拭きで細部まで丁寧に仕上げる。
 
(8)洗車と最終点検
 ・研磨粕やポリマー剤に含まれる余剰成分を洗い流す。余剰成分の中には雨に当たるとシミの原因になる
  成分 を含む物があり、加工初期のトラブルの原因になります。
 ・全体のバランスを考え洗車拭き取り後ガラスとタイヤ、ホィール等も清掃する。
 ・作業中に取り外した部品等を取り付ける。
 ・電装品、ミラーの位置など正常な運転が出来る状態を確認する。

・・・・作業完了・・・・

(9)使用したバフは次の作業のために清掃する。
   特にウールバフは研磨剤が奥まで詰まるので、水で洗い出す。

 ■コーティング作業の必需品
 1.洗車用
 合成セーム、水垢落とし用洗剤、粘土(鉄粉落とし・塗料ミスト落とし)、
 タワシ・ブラシ類(エンジンブラシ、歯ブラシ)
 (鉄粉処理には専用の液剤を使うと効率よい作業が出来ます。)
 
 2.研磨作業
 ポリッシャー(1,500rpm前後)、電源延長コード、スポット照明(作業灯の類)
 研磨剤(極細・超微粒子)、バフレックス(#3000耐水ペーパー)、
 脱脂剤(AMEアルコール・シリコンオフ等)
 マスキングテープ

 3.コーティング剤
  コーティング用のポリマー剤は大きく分けてフッ素系と珪素系(ガラス系)が有ります。
  珪素系にも無機珪素のポリシラザン系と有機珪素のポリシラン(シリコーン)系が有ります。

 4.乾燥器具
 赤外線乾燥機(遠赤・中赤)を使用するとコーティングの硬化安定が早まり、ガラス系コーティング
 の施工初期に起こりがちな加水分解による雨ジミの発生も回避出来ます。
  
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 ■プロの磨きに必要な技                                        
 
 プロに取って拘りを持つのは当然の事ですが、それが無駄を生んでは商売の妨げになります。 
 一言で言うと「完璧な仕事を最短の時間でやり遂げる」のが理想のプロです。
 然し単にがむしゃらにやるのではなく「ゆとりを持って出来る」のもプロには必要です。 
 コーティング作業の流れに沿って一通り書いてみましたが、「完璧な仕事を最短の時間でやり遂げる」にはどうすれば良いのかを手順に  沿って書いてみようと思います。
 
 ■洗車
 汚れの状態で洗車の方法は色々分かれますが、これから磨きに入るのですからバフで磨ける部分は多少汚れが残っても気にせずに、  モール際やバフの届かない狭い部分等は出来るだけ洗いの段階で洗剤や研磨剤で処理します。
 先ず窓ガラス等が確実に閉まっている事を確認して全体に水をかける。
 ルーフモールやサッシ周りのゴム、サイドモールなど泥が貯まりやすい所は水圧をかけて洗い流す。
 ボンネットやトランクルームの周りの水路になる部分も泥が貯る所ですので洗う前に開けて洗剤を掛けスポンジや歯ブラシで汚れを分離 させてから水圧で洗い出します。
 後は必要に応じてモール際等のこびり付いた水垢も洗剤や歯ブラシなどを使って分離させます。そこで最終的に全体を洗い上げます。

 洗車の後の水の拭き取りは「ざーっと拭き」を2度3度と繰り返す。
 水の拭き取りは一カ所ごと綺麗に吹き上げていくのは結構時間がかかります。普通のセダンの様な場合はルーフから側面迄を合成セー ム等で一気に「ざーっとひと拭き」する要領で多少の水の残りは気にせずに全体を一回りなぞります。
 元の所にもだったら同じ様にもう一度 繰り返します。
 この方法で拭き取ると半分ほどの時間で拭き取る事が可能です。

 よく見かけるサイドミラーからの垂れ染みの原因はルーフレール等に貯まった泥です。
 しとしと降った雨が泥を溶かしながら流れた跡がシミになります。
 日頃の洗車でも泥が貯まりやすい所を良く流す事で垂れ染みを防げますから、お客さんに洗車の仕方を知って頂く事でコーティング後のトラブル解消にもなります。
 ■タイヤ周りの清掃                       
 磨きとは直接関係の無い部所ですが、洗車の延長として欠かせないのがタイヤ周りの清掃です。
 使うと便利な道具は「エンジンブラシ」。30cm位の竹の柄に馬毛を植えたエンジンルームを洗うブラシですがタイヤ周りを洗うのに非常に 便利です。アルミホイールとブレーキのディスクの隙間もブラッシング出来るのでホイールの奥まで簡単に清掃出来、狭いタイヤハウス  も洗剤をスプレーしてブラッシングしながら水で流します。

 ■バフと研磨剤(コンパウンド)
 バフと研磨剤は気に入った物が有れば多くの種類は必要有りません。
 ウールバフは毛足6~8ミリのソフトタイプ。スポンジバフは極細又は超微タイプ。
 研磨剤は有効な研磨粒子が多い超微粒子タイプを選ぶ。いい物に当たればこれ一本でほとんどが磨ける。

 新車、中古車にかかわらず最初はウールバフ。
 納車直後の新車で完全無傷で光沢も良い仕上がりの場合は、油性ワックスの除去出来る程度の磨きで済む場合があります。
 この様な場合は超微のウレタンバフに極超微粒子(1~2μ)の研磨剤で処理します。
 ウールバフは常にバフクリーナー(専用ブラシ)でクリーニングしながら使う。
 研磨剤は塗装側ではなくバフに付けた方が少量でも確実にカット出来ます。
 研磨剤の付け過ぎは無駄が多く、時間も浪費します。

 研磨作業は高いところから始める。
 塗装面の状態は色やメーカー、使用歴等様々な要因で異なります。
 作業開始時はなかなか塗装の癖がつかめず、どの様に磨けば良いか思案する事が有ります。
 これを一番目立つボンネットから始めると時間の浪費がいっそう増します。
 先ず最初はルーフ等比較的目立たないところから始め、その車に合った磨き方を見出します。
 上方から下方へと作業を進め、ボンネット等の目立つ所は目も体も慣れた最後の段階で行う方が作業効率が良く時間短縮が出来ます。

 研磨材の付け過ぎは材料だけではなく時間の無駄も大きくなります。
 必ず照明を使いキズをしっかり捕らえて必要なだけの研磨材で作業します。
   
 一度付けた研磨材は出来るだけ細かい粉末状になるまでバフを回し続ける。(パウダー化)
 パウダー化する前に止めるとオーロラ状の反射が出る事が有ります。
 研磨材の特性も有りパウダーにならない(なりづらい)物もあります。
 この様な時は少量の水をスプレーするとパウダー化し易くなります。

 ドア等の側面のオーロラ現象はライトを当てながら作業する事で防げます。
 ハロゲンの500W作業灯などを少し遠くに置いておくと広い範囲の状態を見ながら作業できます。
 仕上がり状態をチェックする時もこのハロゲンを左右に振って光を当て揺らぎの有無を確認出来ます。
 (100Wのレフ球でも同じように確認できます)

                                                   

GKコート施工手順 

■車体の洗車、下地処理で塗面を整える。(磨きについての説明は省略しますが原則鏡面仕上げです)
  簡易施工法として新車時の小傷が少ない時期はシャンプー洗車のみで施工可能です。

■下地処理後の塗装面、樹脂部品等の洗浄脱脂は充分に行って下さい。
コーティング剤は有機ポリシラン系ポリマー「SG2006」とシリコーンレジン系プラスチックガラスポリマー「タンタル」の二液を使用します。
「SG2006」は珪素原子シラン(si)により緻密な網目構造の被膜を形成します。
(鉛筆硬度7H相当の比較的硬い被膜を形成します。)
「タンタル」はシリコーンワニスの一種シリコーンレジンとある種の合成樹脂素材を反応させた特殊樹脂を使用した全く新しいコーティング剤です。
柔軟性のあるガラスとプラスチックの混合体的性質を持ち、光沢も良く、雨による酸化クレーターや鳥の糞等の害にも良く耐えるコーティング剤です。

■SG2006の塗布

スプレー付容器利用の場合も一端スポンジに適量(一、二回)噴霧して塗装面に薄く均一に塗り広げます。
全体の塗り込みが終わったところで、余剰分の除去と被膜の硬化を促進させるために水拭きをします。
先ず水をスプレー付容器で満遍なく噴霧し、5分程放置します。噴霧した水滴が全体に白くなってきます。
この状態を確認してたっぷり濡らした布クロス・セーム等で水拭き(全体を撫でる様に)してから合成セーム等の吸水性の良いもので水を良く拭き取ります。

●省略不可(コーティング面に水分を与える事で化学的な安定を早め硬化を促進します)

■.親水排水型光触媒「タンタル」の塗布

スポンジ又はダブルアクションポリッシャーで全体に塗布します。(厚塗りにならない様に少量を延ばす)
塗布後30分程度放置するとほぼ透明になります。
時間がある場合は出来るだけ長く放置して下さい。
最後はもう一度丁寧に洗車して下さい。(研磨カスの洗い流しと初期安定を早めます)
尚、洗車の前にスプレーで水を打って数分置いてから洗車して下さい。(化学反応で硬化を早めます)
GKコートは品質向上のため、赤外線で焼き付ける事を前提としていますが、出張作業や設備のない環境での作業の場合は上記水処理を完全に行う事と最後の洗車を充分時間をかけて行って下さい。
洗車を充分にする事で加水分解によるガラス膜形成を促進します。
洗車後 夏期の晴れた日中などは太陽熱で焼き付け可能ですので、条件の良い場合は外に出して太陽に当てると格段に初期安定が早まります。

■[注意事項]

液剤には際だった毒性は有りませんが、目に入った場合は直ちに流水で充分に洗眼し医師の手当てを受けて下さい。また、通気性の良いところで使用して下さい。

■[液剤保存の仕方]

保存は日の直接当たらない場所、出来れば冷蔵庫でお願い致します。
光触媒の酸化チタンの比重が他の物質より微妙に大きいため静止状態が長いと沈殿します。
保存後の使用前には必ず容器を逆さにして振って撹拌して下さい。

労働安全衛生法による表示

商  品  名

光触媒機能型 プラスチックガラスポリマー「タンタル」

成     分

シロキサン、アミノ変性シリコーン、有機物系抗菌剤、酸化チタン酢酸、界面活性剤、IIPA(含有量70%以上)

商  品  名

GS2006

成     分

オルガノシロキサン(アルコキシランほか)、IPA(含有量30%以上)






表示成分:イソプロピルアルコール(IPA
引火性液体/急性毒性物質、引火爆発の危険有り、溶剤成分に起因する有害性有り。 蒸気吸入で麻酔作用有り。
皮膚接触で刺激性有り。目、粘膜接触で強い刺激性有り。 

(応急処置)

目に入った場合

直ちに流水で最低15分間洗浄した後、医師の診断を受ける。

皮膚に付着した場合

乾いた布等で拭き取った後、石鹸水でよく洗う。

吸入した場合 

新鮮な空気の場所に移動させる。呼吸が困難な場合は人工呼吸又は酸素吸入を行い直ちに医師の診断を受ける。

飲み込んだ場合

口の中に残った物は取り除き、直ちに医師の診断を受ける。